農林水産大臣賞受賞「雁月」「うお蒲」
2013/05/16(木)
梅かまでは、たくさんの種類のかまぼこが製造されています。
普段私たちが食卓に並べて食べる赤巻や昆布巻きのほか、細工かまぼこ、おつまみのかまぼこなどです。
たくさんの種類の中で、品評会にて賞を獲得しているものもあります。
今回は、その受賞商品をご紹介しましょう。
農林水産大臣賞受賞
梅かまでは、これまで農林水産大臣賞に輝いた商品が5つあります。
ひとつは、以前ご紹介した「にぎす うおじょうゆ」です。梅かまでは、かまぼこ製造に欠かせない自社開発したこだわりの商品です。
そして、これから紹介する「雁月」「うお蒲」「赤巻」「昆布巻」です。
「雁月」
「雁月」は、第63回(平成23年)の全国蒲鉾品評会で農林水産大臣賞を受賞しました。
全国蒲鉾品評会は、昭和22年から毎年開催されています。全国かまぼこ連合会が主催し、全国の蒲鉾製造業者の製造技術を競い、相互の情報交換や親睦を深める場ともなっています。
全国各地のかまぼこ製造業者が新たに開発したかまぼこなどが揃い、出品の中から「農林水産大臣賞」や業者が選ぶ「特別賞」が決定します。
雁月は、シート状にしたかまぼこ(薄皮)を円筒状に加工し、この中に昆布と調味卵黄。卵白を詰めて圧力をかけた状態で蒸しあげています。
断面の模様は、「月の顔に むらくもかかりて 雁の 渡りゆく」様とされ、美味しさはもちろんですが、趣のある商品です。
雁月の起源は古く江戸期までさかのぼることができ、明治期以後、その製法が梅かまに伝承されてきました。雁月の作り方は、複雑な工程に加えて、手間がかかります。だからでしょうか、現在、同様な製法が他にはほとんど残っていないのではないかと思われます。
「うお蒲」
「うお蒲」は、全国推奨観光土産品審査会にて農林大臣賞を受賞しました。
かまぼこの上に、海の幸がのせてある贅沢な商品の一つです。
特殊な製法で作ったフレーク状のかまぼこの上にのせたのは、「ホタルイカ」「カニ」「エビ」「穴子」「うにししゃも」「紅鮭」です。
海の恵みが合わさった絶妙なバランス、味わいのハーモニーは、オードブルや酒の肴にぴったりです。
贈答用としても喜ばれそうですね。
どちらも梅かま公式サイトからも購入できます。
ぜひ一度、大臣賞受賞商品を召し上がってみてください。
梅かま公式サイト